X100Fで初のモノクロ写真に挑戦してみました。フィルムシミュレーションはACROSのSTDです。
「フィルムシミュレーション『ACROS STD』:質感豊かで、シャープな表現のモノクロです。」
モノクロ写真いいですね。個人的にモノクロ写真って折角の綺麗な色をわざわざモノクロにする意味とは・・・って思ってましたが、モノクロ写真はかっこいいです。というかフィルムシミュレーションACROS最高です。モノクロなのに古臭くないというか古ぼけてないというか、これが質感豊かでシャープな表現・・・!
何気ない当たり前の風景だったり身近なものがクラシックな雰囲気というか味のある写真に変わりますね。カラーだと撮らないような写真もモノクロで撮ってみると面白くて何回も何回も撮影してました。そして撮影して感じたのが意外と撮るのが難しい。色でごまかされてないからなのか、ピントとかブレとか写真の撮り方にすごく目がいきます。上の写真も何枚か怪しいのがありますが。あとはモノクロで写真を撮る時は「モノクロで撮ろう」と決めて写真を撮る事が大事かもしれませんね。
ちなみに被写体を上から順に
「洗濯して干してあるアディダスのジャージ」
「UCCの紙コップコーヒー」
「スタンド灰皿とタバコ」
「K.yairiギター」
「12フレット目の刻印」
「蛍光灯」
「ソファーに無造作にかけてあった服」
「目覚まし時計」
感じ方は人それぞれかもしれませんが、タバコの写真なんかはカラーだとただの汚い写真なんですがモノクロだと味わいを感じます。ソファーにかけてあった服もカラーだと面白みのない写真なんですがモノクロで撮影すると、そこにストーリーがあるような雰囲気を感じます。
今回の写真は全てSTD(スタンダート)で撮影したんですがACROSにはさらに3種類フィルターがあって
「Yeフィルター:コントラストをやや強調し、青空が少し濃くなります」
「Rフィルター:コントラストを強調し、青空が濃くなります」
「Gフィルター:唇、肌の調子を出し、ポートレートに適します」
景色とか風景は「Ye(黄)フィルター」か「R(赤)フィルター」、人物を撮影する時は「G(緑)フィルター」が良さそうです。
RAWで撮影して「FUJIFILM X RAW STUDIO」を使ってフィルムシミュレーションACROSのYeRG比較とかやってみたいですね。また挑戦してみます。