X100Vのオススメ設定と実際に使ってみた感想などをご紹介。
目次
カメラの設定について
タッチファンクション
今までのX100シリーズは物理的なファンクションキーがありましたがX100Vにはそれがなく「タッチファンクション」という機能が搭載されています。
設定の場所はメニューの中「セットアップ」→「操作ボタン・ダイヤル設定」→「ファンクション(Fn)設定」にあります。
液晶画面にタッチして指をスライドすることで割り当てた項目を開くことが出来るような仕組みです。
撮影時によく使う項目を←↑→↓の四方向に割り当てるのがいいかと思います。現状私の場合はフィルシミュレーション、測光、ホワイトバランス、内蔵NDフィルターの4つをタッチファンクションに割り当ててます。
タッチ撮影OFF化
タッチパネルの設定でもうひとつ重要なのがタッチパネルで撮影できてしまうモードのOFF化。
デフォルトでは撮影画面時の液晶にSHOTという文字が表示されていると思います。個人的にこれはOFF推奨。
タッチパネルに触ると写真を撮れる便利な機能のような気がしますが疑似的な撮影ボタンがあるとかではなく画面全体どこに触れても撮影するので指などがあたって意図せず勝手にシャッター切ったり事故が多いです。
SHOTと表示されてある場所をタッチすると「SHOT」→「AF」→「AREA」→「OFF」の順で切り替わります。もしくはメニューのフォーカス設定3ページ目の「タッチパネルモード」とういう項目で変更可。
「AF」あたりは慣れれば使いやすいかもしれません。
ISO感度マニュアル操作設定
次はISO感度をマニュアル操作設定にするというもの。
出荷状態では「A」になってるところを「C」に。これでカメラ前面のフロントコマンドダイヤルでISO感度の調整がマニュアルで出来るようになります。変え方はシャッター速度のダイヤルの淵を上に持ち上げて回すと下のISO感度の数値ダイヤルが回るようになっています。
あとは「メカニカル+電子シャッター」「フォーカスピーキング」とかに変えてますがそのあたりはお好みになってくるかと思います。
私は前機種のX100Fが初めてのカメラで、最初は設定方法もわからず色んなブログを読み漁って色々と参考にさせてもらったという思い出があります。もしかしたら今回発売されたX100Vが初めてのカメラでオススメの設定方法を探している人が世の中にはいるかもしれません。少しでもそういった方の参考になればと思います。
X100V作例(フィルムシミュレーション色々)
CLASSIC Neg.
X100シリーズに今回新しく追加されたフィルムシミュレーションのひとつ「CLASSIC Neg.(クラシックネガ)」
設定は同じでクラシックネガとクラシッククロームの比較。
うーん、印象的にクラシックネガはクラシック調をより渋くしたような感じ。対してクラシッククロームはこうやって見ると同じクラシック調でも暖かい色合いに感じます。
物や風景や人物をクラシック調にシブくかっこよく表現したい時はクラシックネガ。
物や風景や人物をクラシック調に暖か味のある表現を出したい時はクラシッククローム。
ACROS
ETERNA
これも今回新しく追加されたフィルムシミュレーション「ETERNA(エテルナ)」。
シネマティックなフィルムシミュレーションと言う事で主に動画モードでの使用を目的として用意されたであろうフィルムシミュレーション。
この写真ではETERNAの良さを引き出せてない感がありますが映画のワンシーンを切り取ったようにも見えるような見えないような。まぁ一言で言うなら全体的に青緑がかったような色合いになります。かなりざっくり!個人的には一番興味のあったフィルムシミュレーションなんで写真でも動画でも結構使っていきたいなと模索中。
Velvia
ETERNAで撮った時と同じ環境ですが、圧倒的ダイナミック感。
こういうシチュエーションには間違いなくVelviaはハマりますね。
写真を撮っている時に散歩している人と挨拶を交わした時に話しかけられて
「フィルムカメラですか?」と。
かくかくしかじか
「そうなんですねー、かっこいいですね。」
と言われました。
もうね、カメラとバイクをかっこいいとかオシャレって褒められるのがまじで一番嬉しい。
X100Vというカメラ
撮ってて楽しい。眺めて満たされる。唯一無二なカメラ。ですまじで。
C-MOSセンサーのバージョンアップとレンズの新設計で何がどう違うのかは以前のX100シリーズを使ってた人なら写真を撮った瞬間すぐにわかります。そしてカメラの全体的なレスポンスが上がってると感じることができます。新しく追加された2種のフィルムシミュレーションで表現の幅も広がりました。
さらに個人的にパワーアップしたなと感じたのが内蔵NDフィルター。4段階ってこんなにすごいのかと。これが動画にも使う事が出来たら最高なんですけどね。
次は動画部分も紹介していこうと思います。