X100Vの動画モードを使っての2作品目の映像制作を行いました。
目次
FUJIFILM X100V cinematic video
use camera:FUJIFILM X100V
videomode:FHD 59.94p 16:9.
film simulasion:ETERNA.Velvia.ASTIA
edit:adobe premiere pro 2020
location:Okayama japan.
今回映像で表現したかった事
ストーリー性
まずこれが今回一番表現したかった。完全にストーリーを意識して頭の中に断片的な絵コンテがあるような感じで撮影に望みました。
行きあたりばったりではなく、ある程度道筋を立ててから撮影というのが初だったので「こういう映像を撮りたい」って考えてから良さそうな場所を探しに行ってテスト撮影してまた後日天気や時間を考慮して撮影しに行くという2度手間3度手間な感じの撮影スタイルでした。基本屋外なので天気と時間帯を合わせるのが大変で・・・。結果1ヶ月かかりましたが集中力は途切れなかったすごい。
自然と人
海外のような壮大な大自然とはいきませんが今住んでいる岡山県は自然の美しい場所が沢山あります。時間によって色の変わる広い空、瀬戸内海とそれに繋がる川、野に咲く花。そして今回は友人と妹に協力してもらいました。
今回使わせてもらった楽曲もドイツ語で「花と波」という意味の曲なので歌詞の内容にも少し合わせた映像に仕上げてます。
写真を使う
冒頭20秒程までのシーンは写真を使ってます。正直これをシネマティックビデオなんてタイトルにしていいのか?とも思いましたが、音楽のロックが自由なように映像の表現タイトルも自由でしょう!
撮影や動画編集について
シーンに応じてジンバルを使用
今回も相変わらず手持ち撮影多めですが、人にお願いして時間をもらって撮影するという貴重な場面で絶対に失敗したくなかったので要所々々でジンバルを使って撮影しました。やはり安定しますね。デメリットもいくつかはありますが確実に手ブレを抑えることができるので動きながらでも安心して撮影できました。
タイムラプス
X100Vを使って初めてのインターバル撮影。背面液晶が動くようになったのが地味にすごくいい。
フィルムシミュレーション
今回はETERNA,Velvia,ASTIAを使って撮影。当初ETERNAのみで撮影してましたが、安いNDフィルターのせいなのか太陽の自然光で色んな場所や時間で撮影しているとなんか微妙に色の感じがバラバラに。さらに夕焼けとか空とかダイナミックで美しい自然の色合いはやっぱVelviaが凄くいいなと。ASTIAはボケの映像にすごく合う。というわけで結果としてそうなった感じです。どのフィルムシミュレーションも最高です。
曲に合わせすぎない
曲のイメージに合わせてある程度カット編集してますが、あまりきっちり合わせすぎないようにするのを意識しました。ピッタリ曲に合わせると気持ちいいんですが、曲に合いすぎてると曲メインの映像オマケみたいな感じになるなぁと最近感じる事があります。もちろんあまりにもズレてるとちぐはぐになってしまいますが、おさえるところはしっかりおさえて映像をメインでみてもらえるような感じにわざと少しずらしていたりしてます。これは一概には言えないし曲や映像にもよると思いますが今回はそういう感じ。
今後の課題、次に挑戦したい事
自分用メモ。今後また映像作品を作るにあたって読み返す時用に今の自分の課題を残していきます。
カメラワーク
カメラワークをもっとうまく使えるようになりたい。今回は曲のイメージやらも踏まえた上で今時分にできる最大限の表現をしましたが、見てて飽きないような目線だったりカメラの動かし方運び方撮影の仕方ってのを勉強していかないといけないなと思いました。これをもっとうまく出来るようになれば写真撮るのもうまくなりそうな気がする。X100Vは単焦点なので撮影中にズームしたりは出来ませんが、引きと寄りでそれぞれ撮って編集でうまく繋げるとかカメラと編集をうまく使いこなしてみたいですね。
F-Log撮影
今までフィルムシミュレーションのみで撮影してきましたが次あたりlog撮影にも挑戦してみたいなと。一応Premiere Proの方にlutをインストールしてみたりカラーについて独学ですが勉強もしているのでかなり近いところまできてます。フジフィルムの色合いが大好きなのでなかなか踏み切れませんでしたが次回映像作品を作る際には本格的にカラーグレーディングにも挑戦していきたいですね。
結局logで撮って全カットに「Fujifilm ETERNA」をあてるという事になるかもしれないけど。
より深いストーリー性
これはまだまだ先になるかもしれませんが、完全にひとつのショートストーリー的なものを撮ってみたいなと。Vlogとかドキュメンタリー的なのよりもドラマとかショートムービー的な感じで。
まとめ
以上が今回の動画についてと今後の自分用課題メモでした。
X100V Photo
今回の動画を撮影しつつその時々で撮影した写真。