目次
FUJIFILM X100V Interval timer shooting Time-lapse video
FUJIFILM X100V Interval timer shooting Time-lapse video
use camera:FUJIFILM X100V
Interval timer shooting :All interval time is 5 seconds
Film simulation:Velvia
edit:1920pixel ×1080pixel. 30fps
Location:Okayama Japan
track:That Inspiring/ISAo
FUJIFILM X100V タイムラプス動画
使用カメラ:FUJIFILM X100V
インターバル撮影時間:5秒
フィルムシミュレーション:Velvia
編集:1920pixel ×1080pixel 30fps
撮影場所:岡山県
BGM:That Inspiring/ISAo
今回の動画について
X100Vのインターバルタイマー撮影機能を使ってタイムラプス動画を制作しました。求める写真を撮る為に天気や時間によって左右されたりで大変な部分もありましたが個人的には上出来。
今回はひとつひとつ写真を添えながら解説していきます。
とにかく「美しい」風景
今回の狙いの一番はこれ。X100Vというカメラを使って撮影してタイムラプス動画で見た時に「美しい映像、面白い映像」。言葉にするなら「おーっ」となる映像にしたかった。
タイムラプス動画のメリットというか見せたいものってやっぱり「普段ゆっくり動いていると感じるものが一気に流れる事によって迫力を感じたり面白く見えたりする事」だと思うんですよね。そういった中で身近で普段見ているけどいつのまにか動いてるもの・・・そして田舎だからこそ綺麗に見えるものといえば「空」です。
という訳で全体的に空の写真が多めです。
吉井川の朝焼けと夕焼け
今回の動画の一番初めに一瞬流れる風景の写真です。
いきなり大袈裟ですが人生で見てきた朝焼けの中で一番綺麗でした。
撮影時間は2020/06/17 4:40頃。Velviaで撮ってるので多少彩度高めですが肉眼でも赤と紫で燃えるような雲の色と水面にそれが反射してそれはもう本当に圧巻な風景。
縦に撮ってみた図
そして5分~10分後にはこのような感じに。
こっちは動画内では最後の方に流れてます。雲が太陽の光を反射して宝石のように輝いてこれもすごく綺麗でした。
土手に行く手前の道端で撮った写真。この時はまだ少し暗い感じ。異世界感がすごい。
本当に美しい風景でした。見れてよかった。この風景を写真に撮れた事もまた嬉しい。
天気と時間を変えて何度も行きましたが毎回違う空模様や色合いが最高です。逆に言えば全く同じ風景は二度と見る事が出来ないんだなと実感。一瞬一瞬を大切に。
以上が岡山三大河川のひとつ「吉井川」の風景写真でした。
大雄山
つづいて「大雄山(アサギ平)」という場所。
iphoneのマップには載ってなくて、かろうじて緑の山で表示されてる場所に強引にピンを立てて行ってきました。
車がすれ違う事も出来ないような細い道を辿って一番上まで。
山頂はかなり整備された綺麗な場所でした。
この日は雲が厚く風も穏やかだったので圧倒的な夕焼けは見る事は出来ませんでしたが、田んぼに水を張っている時期というのもあってすごく綺麗でした。
岡山に住んで1年程の間に色んな山に行ったけどこの場所が一番綺麗だと思う。何より山頂が広くて駐車スペースがあって綺麗に整備されてるのが最高。
知る人ぞ知るスポットのようで写真を撮りによく人が集まっているとの事。この日はちらほらだったようですが一緒に写真を撮ったり写真について話をしたりと楽しい時間を過ごさせてもらいました。巻き寿司、ノンアルコールビール、スイカ、おやつ、なんか色々頂いてしまってありがたや~でした。しかも写真まで撮ってもらいました。せっかくなので動画内でも使わせてもらってます。感謝ァアアァ(ノД`)
毎年10月頃にはアサギマダラという蝶々がこの場所に訪れるそう。渡り鳥みたいに日本を横断している有名な蝶々らしくマーキングしてここに帰ってきたりするのを観察したりしているらしい。
歩道橋から見る夜景
梅雨に入って朝焼けも夕焼けも見れない日が続いたので、雨が降っても綺麗な景色ってないかなと探して撮ったのが歩道橋から見る景色。
濡れた路面に車のライトが反射していい感じに。こういうのはありがちですがタイムラプス動画として見た時にはやっぱり面白い映像になりますね。
雨雲が動いてるのもしっかり撮れてたのでよかった。
その他撮影場所
カメラの設定について
カメラの設定はインターバルタイマーは全て5秒、フィルムシミュレーションVelviaのjpegのみで撮影してます。
その他細かい部分は状況によって変えてますがざっくり解説すると、
シャッター速度はほとんどが1/60。歩道橋や日が落ちて暗くなるのを想定して撮影した部分では1.5秒くらいで撮ってます。
絞りに関しては、風景写真はF値8が一番綺麗に撮れるらいしいので出来るだけその周辺で撮るようには心がけつつノイズを抑える為にISO感度は常に低めにして絞り値で明るさを調節する部分が多かったです。
基本的に普通に写真を撮影する時と同じような感じですね。
注意点としてはインターバルタイマーの時間。
この時間が長ければ長い程より迫力のあるタイムラプス動画にする事が出来ますが、撮影にかかる時間が大変な事になるので映像にした時に何秒必要なのかとか諸々しっかり計算して撮影に臨む事が大事です。
今回の動画では全て5秒間隔で撮影して30fpsで編集してるので「5秒間隔で撮影した30fpsの雲の動き」の参考になればとも思います。
風の強さで雲の流れる速度も変わるし、雲の多さで暗くなるタイミングも変わってくるので同じ5秒間隔でもいい感じに不規則にはなります。
動画の編集について
今回も過去にタイムラプス動画を作った時のようにAdobe Photoshopで写真をレンダリングしてからAdobe Premiere Proで編集してます。
2019になってますがやり方は全く同じです。
30fpsで書き出してPremiere Proで自由に編集してます。
使用した三脚について
タイムラプス動画を制作する上で必須なのが三脚ですが、私が使用している三脚をご紹介。
このミニ三脚はかなりオススメです。1年以上使ってますがいつもカバンに入れてます。
普通の三脚の方は、多分あんまりよくないw
まとめ
今の時期は山にも川辺にも蚊とか虫が多すぎてカメラの傍で長時間じっとしてるのは本当きつい。星空のタイムラプスにも挑戦しようかと考えたりもしたけど、星が綺麗に見える場所=虫の大群が。
次は季節を見計らってタイムラプスのみで3分~5分くらいの動画を作れたらなと考えてます。