FUJIFILM X100Vが発売されてから(購入してから)丸1年が経ちました。そこで今回ざっくりとですがX100Vについて改めて振り返っていきたいと思います。
目次
過去のレビュー
買ってすぐのレビュー
半年後のレビュー
丸1年X100Vを使ってみて
底面のバッテリーの蓋
過去記事で底面の設計がX100Fから変更になりバッテリーの蓋部分に指が当たってしまい、よく開いてしまっていた事について。
今現在扱いに慣れてしまって全然開かなくなりました。無意識にカメラの持ち方がX100Vを扱いやすいように変化したんだと思います。
タッチパネルについて
そしてもうひとつ大きな変更点としてパッチパネルになった部分について。
こちらももう完全に慣れてそこまで誤操作にならないようにはなりました。今では撮影しながら右手親指を使ってタッチ操作を行いファインダーを覗きつつフィルムシミュレーションを変えたり出来るように。ただピンポイントでタッチ操作しようとすると微妙にうまくいかない事も。
それでも操作的な部分に関しては慣れる事でまったく不自由だったり扱いにくいと感じることは今ではかなり減りました。
チルト式ディスプレイ
これもX100Vから新しく追加された部分ですが、この便利さを知ってしまうと無しには戻れないやつです。写真撮影、動画撮影どちらにおいてもすごく便利。個人的にタッチパネル式になった事よりもチルト式になった事の方が恩恵を感じます。
新しい2種類のフィルムシミュレーションについて
X100Vより新しく追加されたフィルムシミュレーションのクラシックネガとエテルナ。
クラシックネガは彩度がかなり低めでハイコントラストなのが特徴的です。従来のクラシック系フィルムシミュレーションのクラシッククロームよりも深みのある色合いになります。
最近はどっぷりこのフィルムにハマりっぱなしです。
エテルナについては写真を撮る際には現状あまり使いませんが動画撮影にはすごく良いと感じます。
シネマティックな色合いが美しい。X100Vからは4k動画、log撮影、120fpsのハイスピード撮影、などなど動画撮影の幅がすごく広がっています。
クラシックネガの色合いで動画を撮ってもすごくいいのが撮れると思うしエテルナで写真を撮ってもクールに撮れるような気もします。まだまだ今後色々と試していきたいですね。
1年使ってみても不満な点
タッチパネルの「SHOT」「AF」「AREA」「OFF」のやつ
X100Vからタッチパネルが採用され液晶ディスプレイにタッチすることで撮影やフォーカスをする事が出来るようになりました。しかしこれが結構邪魔。基本オフにしてますがタッチパネル状にその切り替えが出来るボタンがあるせいでいつのまにか当たってしまったのか切り替わってる場合があります。そしてそれをオフに戻そうとタッチパネルで操作しようとすると反応の悪さでなかなか切り替わらないという。
これ多分X100Vユーザーなら分かり合えるんじゃないかな・・・。上の方で書いたファンクションを割り当ててあるスライド操作に関してはほぼ誤作動はなくなりましたが、点におけるタッチ操作は1年使っても全然慣れなかった。
動画モードに切り替えた時
フィルムシミュレーションとISO感度は写真と動画モードでそれぞれ別で設定できますが、物理的なダイヤルがあるせいかF値とシャッター速度は同じ設定になります。なので写真を1/500で撮って動画モードに切り替えてそのまま撮影すると60fpsの1/500で動画を撮影してしまっていたり。
ちゃんと確認しない事が悪いのは百も承知ですが、写真を撮る時のシャッター速度と動画モードに切り替えた時のシャッター速度がそれぞれ別で保存されてればなと思います。
まとめ
まだまだ経験も浅く数えきれないほどのカメラを使ってきた訳ではありませんが、ひとつ言えるのはX100Vは最高のカメラであるという事。
X100Fに続きX100Vというカメラを使ってきたからこそ、私はここまで活動を続けてこれたと思います。
レンズが交換できるミラーレスや一眼レフに比べれば機能面や撮影出来る範囲に限界は確かにありますが、それをも凌ぐ魅力がこのカメラにはあると感じています。
今後ともよろしくお願いします。