X100VファームウェアアップデートVer.2.00について

X100VファームウェアアップデートVer.2.00

遅くなりましたが先日アップデートしたので今回はその内容について記述していきます。

Ver.1.10からVer.2.00に(FUJIFILM X100V ファームウェア更新 公式サイトリンク

X100Vがウェブカメラとして使えるように

お手持ちのパソコンにFUJIFILM X Webcam」(以下、「X Webcam」)をインストールし、「X100V」をUSB接続することで手軽に高画質なオンラインミーティングを設営頂けます。*1当社独自の色調表現である「フィルムシミュレーション」を使用でき、高性能ミラーレスデジタルカメラならではの描写でオンラインミーティングを行えます。
*1パソコンからの操作によるカメラの設定変更には非対応です。

最近のデジカメでは主流でしたがX100Vでも出来るようになりました。パソコンに「X webcam」というアプリをインストールすることで使えるようになります。Twitchとかで自分を映しながら配信している某有名ストリーマーは結構一眼とかを使ってるって言ってましたね。フィルムシミュレーションを使ってweb配信という新しい世界が生まれました。

動画撮影時に内蔵NDフィルターが使用可能に

静止画だけでなく動画撮影時にも内蔵のNDフィルターをご使用いただけるようになりました。 光量が多い環境で開放側の絞りを使っての撮影や、シャッタースピードを遅くするときに有効です。

これはめちゃくちゃアツい。一番嬉しいアップデート。

基本的に動画撮影は「開放」「フレームレートに合わせたシャッター速度」になるので、晴れた日中屋外での撮影は全然思うように撮れない事が多かった。明るさをF値で調整してましたがボケを作る事ができないのが悩みの種でした。このアップデートは本当に素晴らしいと思います。

ちなみに海外製のそれほど高くないフィルターを持っていますが、環境によっては四隅にムラが出たりフィルムシミュレーションを使って動画を撮影する場合色味が変わってしまうのであまり使いませんでした。F-logで撮ってカラグレするならいいかもしれませんがそれなりに使えるのを考えると結構お高い可変NDフィルターが必須です。それとなんとなく49mm口径のフィルターって少ない気がする。しかしこれからは「内蔵NDフィルター=FUJIFILM純正NDフィルター」を使って動画を撮る事ができます。

試しに日中NDフィルターありとなしで動画撮影の比較をしてみました。

設定はFHD59.94p SS1/60 F2.0 ISO160で撮影したものを画像にしてます。上がNDフィルターなし、下が内蔵NDフィルターONの状態。めちゃくちゃ良い。何よりムラが出ないのが素晴らしい。フィルムシミュレーションの色味を損なうことなく撮れるというのも内蔵ならではだと思います。



ブライトフレームの補正位置記憶機能の追加

光学ファインダー撮影時に、シャッターボタンを半押しすると、実際の撮影範囲にブライトフレームが移動しますが、移動したブライトフレームの位置を記憶するかどうかを設定できるようになりました。繰り返し近距離撮影する場合などにONに設定しておくと、ピントを合わせた後の再フレーミングが不要になりテンポの良い撮影を実現します。

光学ファインダー(OVF)を普段から良く使っている方には良い機能かもしれませんね。

私はファインダーを覗いて撮るときもEVFなのであまり現状恩恵はないかもしれません。

一応設定は「基本設定」の中の2項目にあります。

バージョンアップを適用するとデフォルトでONになってます。

各種機能の拡充

1)静止画撮影におけるデジタルテレコンバーターの使用時にJPEGだけでなくRAWデータとしても記録可能になりました。
2)Jpeg + RAWでの記録画像にレーティングをつけるとJpegだけでなくRAWデータにもレーティングが付与されるようになりました。
3)ファンクションボタンの割り当て可能な機能に「スポット 測光固定」が追加になりました。
4)セットアップメニューの操作ボタン・ダイヤル設定 > ロック >機能別ロック設定で選べる項目のファインダー 切換レバーの内容が変更になりました。
5)EF-X500をコマンダーとして使用する多灯撮影において、一部のグループが正しく発光しない場合がある不具合を修正しました。EF-X500をコマンダー、EF-60をリモートフラッシュとしてお使いになる場合も、本ファームウエアアップデートを適用してください。

色々とありますが、この中で一番大きなポイントとしては(1)の静止画撮影におけるデジタルテレコン使用時にRAWデータ記録が可能になったという部分。

これによってデジタルテレコンで撮影した写真でもRAW現像可能になりました。何より「FUJIFILM X RAW STUDIO」を使ってあとからフィルムシミュレーションを当て変えたり出来るので写真表現の幅が広がります。撮る時は「構図」や「明るさ」や「フォーカス」という写真にとって一番重要な部分に意識を向けてRAWで撮る。色味はパソコンの大きな画面であとから吟味する事も出来るので今までデジタルテレコンを使って撮る場合jpeg一発勝負だったのがかなり気楽になりますね。

その瞬間をフィルムシミュレーションで撮るという楽しさもありますが、jpeg+RAWで撮っておけば間違いない。


まとめ

発売されて約1年が経ちましたが「売り出してハイ終わり。今回の機種の問題点は次の機種に」ではなく、まだ進化を続けているというかユーザーによりよく使ってもらう為にアップデートがくるというのはすごくいいですね。今回のアップデートによって追加された取説のPDFリンクも貼っておきます。(取説追加部分PDFリンク

こういったアップデートに至る経緯は開発内部からこうしようとの声があがっているのか、ユーザーからのフィードバックによって変わっていくのかはわかりませんが、もしかしたらこのブログも見てもらえてるかもしれない。

カメラの機械的な部分や内部技術的な事は無知ですが、こういうアップデートは大変な作業だと思います。本当にお疲れさまでした。今後とも引き続きよろしくおねがいします。

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