フィルムを1本撮り終わり現像完了したので作例紹介。
フジカラー SUPERIA X-TRA400
今回使用したフィルムはコチラ
「35mm フジカラー SUPERIA X-TRA400」
フィルムが枯渇している今、海外パッケージを逆輸入し日本で売り出しているフィルムとの話をメーカーさんからお聞きしました。かなりニュートラルに自然な色再現で写せるという事で前回紹介したSUPERIA PREMIUM400の海外版ってところでしょうか。
ハイライトからシャドーに至るまでニュートラルなグレーバランスを実現し、つながりの良い自然な肌色を再現します。また、ラチチュードが広く、高画質が得られます。
富士フィルム公式サイトから引用
実際に使ってみてどんな感じで撮れるか紹介していきます。
フジカラー SUPERIA X-TRA400 作例
カメラはNikonFM、レンズはニッコール50mmF2。
日中撮影
SUPERIA PREMIUM400とかなり似た色表現。やっぱフジの色は最高。
フィルムで撮るようになって今まで以上に「ふとした瞬間」「なんでもない日常の風景」を美しく感じるようになりました。
夜間撮影
ISO感度400は前回と同じなので夜の撮影多めに暗い所での撮影の練習も兼ねて撮ってみました。
結構暗いところで撮影しましたがかなり良く撮れてる。信号の赤がじわっとなるのがフィルム感あってめっちゃいい。
そしてここからさらに暗い所で撮影した写真になります。
写真自体はそこまでブレずに撮れてると思いますが、シャッター速度が遅いとどうしても被写体ブレをしてしまいますね。
10月末近くの花火大会に行った時撮影した1枚。50mmではちと厳しかったですがしっかり撮れてます。
こちらはミニ三脚を使ってバルブで撮影した夜景。ちょっと微妙な結果に。
トータル的にほんと良く撮れてました。現像するまでどう撮れてるかわかりませんでしたがカメラ内の露出計でしっかり撮れるFMエライ。
一応知識として、フィルムはデジタルと違って露出オーバー気味で撮る方が失敗は少ないと言う話を聞いていたのでアンダーにならないように気を付けて撮ってます。しかしシャッター速度1段分の光量をほんの少しの差であれば無理にシャッター速度を遅くせずぎりぎりアンダー気味で手ブレのリスクを減らすように撮った方が綺麗に撮れるかもしれないなと過去2回撮影して感じました。もちろん適正露出で撮れるに越したことはないですが。
かなりオレンジっぽい照明のスタバの店内で撮影しましたがいい色。好きすぎる。
夕焼け撮影
若干空がオーバー気味ですが綺麗に撮れてました。土手にいた人物も見えるように撮りたかったので完璧。
Nikon FMはシャッター速度1/1000秒が最大ですが全て解放で撮ってます。
水面のリフレクションもばっちり。シルエットのディティールも美しい。
夕焼けの角度的に日が当たってなく結構暗かったんですが土手に咲く小さな花を撮影。
フランジバックに少し難ありという理由で安かったNikon FMですが全然問題なく。
SUPERIA X-TRA400は使いやすいフィルム
ISO400のフィルムは一般的に使いやすいと言われていますがその通りで昼も夜もいけるフィルム。色表現はさすがフジフィルムの色って感じでこういう色合いが好きなら間違いなく思い通りの仕上がりになるかと思います。