先日友人がFUJIFILM X-H2を購入したという事で少し撮影させてももらいました。
FUJIFILM X-H2
現状フジフィルムのXシリーズの中で最強のカメラと言えば「X-H2」です。(GFXは除く)
これより少し前に発売された「X-H2S」はスピードに特化した性能となっていて名前はほとんど一緒でもそれぞれ特化してる部分が違います。
今回紹介する「X-H2」は画質性能に特化した機種となっています。
かっこよすぎる。
細かな性能の説明は省きますが特筆すべきところだけ簡単に写真を添えながら解説していきます。
大きめのアイカップはX-Hシリーズの特徴です。そしてこの十字キータイプの背面ボタンは使いやすいんですよね。
サブ液晶搭載のカメラを使ったことが無いので恩恵はわかりませんが、「一度この便利さを知るとなしには戻れないやつ」なんだろうなーと勝手に思ってます。ダイヤル操作式のカメラばかり使ってきたので、ダイヤルが撮影モード切替とカスタム割り当てなのが新鮮に感じます。シャッター速度は電子シャッター使用時最速で1/180000秒というよく分からん数字になってるのでダイヤルに表記できないのかもしれない。機械式でも1/8000秒という普段1/60秒~1/1000秒くらいしか使わない私からすると未知の世界。ISO感度は常用で125が使えるように。
手振れ補正最大7.0段というかなりのものを積んでますがそこまで重くないのがすごい。
X-H2撮って出し
カメラの設定は変えてしまうと主が困ってしまうと思ったのであまりあれこれ試してませんがどんな感じかだけ伝わればと。
一発目に撮った写真ですが、めっちゃ綺麗に撮れて驚きました。立体感と解像度がやばい(語彙力)X100VもAPS-Cセンサーを積んでますが約2倍違う解像度の違いなのかなんなのか、第五世代の描写力の力なのか、、、?驚きを隠せなかった。
ちなみにAPS-Cで4000万画素越えを実現し世に出たカメラはX-H2が世界初との事。フジのAPS-Cはこだわりを持って作っていてほんとすごい。デカけりゃいいってもんじゃないと言う声が聞こえてきます。
オートフォーカスがよくなったと謳い文句にしてるだけあってめちゃくちゃ性能よかった。こんだけフォーカスしてくれたらオートでなんでもいける気がします。そして今回追加された新しいフィルムシミュレーション「ノスタルジック・ネガ」で全て撮ってみました。
使ってみた感じ感じかなり優しい色合いになりますね。ノスタルジックと言うだけあって暖色っぽさを感じます。
「1970年代、カラー表現の可能性を世界に提起し、芸術として定着させた「アメリカンニューカラー」の代表作を想起させる色再現を特徴とします。独特の諧調表現がハイライト部を柔らかくアンバーに描写する一方で、シャドウ部はディテールを残したままノリの良い色味を実現し、叙情的に切り取ることが出来ます。」
公式GFX100Sページから引用
私はクラシックネガで多く撮りますが、ちょっと合わないな・・・と感じる時がたまにあります。RAWで撮ってるので現像処理時に当て変えることが出来るのでそのまま撮りますが、クラシッククロームやエテルナの色表現もかなり好きなのでノスタルジックネガも搭載された機種を持つと結構使いそうな気もします。
クラシックネガでも撮ってみる。
シルエットのディティールがやばい(語彙力)
X-H1から引き継がれてるフェザータッチシャッターはほんとに軽くてスッと撮れます。
この色表現は機種やレンズが違えどもう最強ですね。センサーもプロセッサーも第五世代になって画素数も違うのでX100Vと全く同じかというとそうではありませんが好みすぎます。スナップ写真の奥深さをより高めてくれるそんなフィルムシミュレーションです。
フィルムシミュレーションとは少し違いますが、X-H2には肌のレタッチを自動で行ってくれる「スムーススキンエフェクト」というのも搭載されています。ポートレート撮影で大活躍間違いなし。
レンズはフジノンXF単焦点35mmというシブいレンズでフルサイズ換算で53mmくらいですかね。すごい扱いやすかった。いいセンスだ。
F2の広告なかったので1.4で。

X-H2 SS:1/52 f:2 ISO:1250 film:NOSTALGIC Neg.
画素数は約4020万画素でピクセルシフトで1億6000万画素というGFX並みの画素数を引き出すことが出来るそう。Xシリーズとして初の搭載となっています。そして何よりすごいのが動画性能。今回撮ってはいませんがが8Kで撮影できます。X100Vに4Kが搭載されてやったー!って喜んだ結果結局FHD60pでいいやってなった私からするともはや無用の長物ですが8K撮影の仕事を受けたり提供する事が出来ると考えるとこのカメラ1本で稼げます。
まとめ
触れて嬉しかった(語彙力)
X-H2とX100Vを携えて歩いてる時「見ろ!これがフジフィルム最強のカメラ達だ!」って感じでひとりドヤ顔で風を切って歩きました。サイコー。
もうすぐX-T5が発売されますが機会があればレビューしたいと思います。