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【FUJIFILM X100V】使用カメラ紹介

FUJIFILM X100V

自己紹介含めメインで使っているカメラ「FUJIFILM X100V」の紹介。

風景、人物、スナップ、動画なんでも撮ります。2020年2月27日より従来機のX100Fからこちらに乗り換え使っています。

X100Vのスペック

画素数:2610万画素
映像素子:23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ)X-Trans CMOS4(裏面照射型)
焦点距離:23mm(換算35mm)
シャッタースピード:4~1/32000秒
F値:F2
撮影感度:ISO160~12800(拡張 ISO80~51200)
ファインダー:光学式/電子式
最短撮影距離:10cm(標準)
記録フォーマット:JPEG/RAW
ファインダー:ハイブリットビューファインダー
連射撮影:11コマ/秒

一応カテゴリはコンパクトデジタルカメラ。

過去のX100シリーズからの変更点として一番大きいのはレンズの新設計。これにより本当に綺麗に撮れるようになりました。個人的にはX100Fまで10年間ずっと続いたあのレンズの写し出す画も好きでしたが。

その他にもフレームはマグネシウム合金からアルミ合金に変更され丈夫に。目に見えて傷とかつきにくくなりました。

使ってて一番恩恵を感じるのは背面液晶がタッチパネル化&チルト式になった事。

これによって地面に寝転がって撮影したり液晶を確認するって事がなくなりました。そしてスナップも撮りやすい。デメリットとしてはせっかくのレンジファインダーを覗く機会が減った事と、下向いて撮ることが増えたので首がっがっg。。。

背面のボタン等のデザインも変更されました。

100Vと100Fの比較ですが十字キーみたいなのがなくなってタッチパネル化した液晶画面を上下左右に触りながらスライドすることで以前の十字キーの上下左右に当て込んでいたショートカットを使うことが出来る感じ。

以上がざっくりとしたスペックやら過去のX100シリーズから変わった点など。

私は基本ワイドコンバージョンレンズを付けて撮影しています。焦点距離が0.8倍になり28mm(35mm換算)で撮れるようになります。風景をメインで撮るならかなりおすすめなレンズ。

 

X100Vを2年半使った感想

X100Vが最高な点

  1. 大きさがコンパクトでずっと撮ってても疲れない。
    スナイパーライフルやバズーカのようなカメラと違い、コンバージョンレンズを付けてもハンドガンのようなカメラなのでずっと持ち歩いてても疲れ知らず。
  2. さっと撮れるのでスナップや自然な動きの写真が撮りやすい。
    あまりカメラを意識させずに撮る事が出来るので街中でのスナップや被写体の自然な動きを撮りやすい。
  3. マニュアル撮影操作がダイヤル式で簡単。
    普段からよほどの事がない限りシャッター速度、絞り、ISOすべてマニュアルで操作していますが、ダイヤル式なので本当に操作しやすい。
  4. 日本唯一のフィルムメーカーである富士フィルムの色合いが至高。
    X100Vからフィルムシミュレーションにクラシック・ネガとエテルナが追加されました。フィルムルックな色合いとデジタルな鮮明さが組み合わさって本当に美しい色が出ます。
  5. 古き良きレンジファインダーの楽しさ。
    と言ってもワイドコンバージョンレンズを装着しているとレンズが見えてしまうのでほぼEVFですが。ファインダーの位置がいいんですよね。
  6. 美しいカメラ。クラシカルな外観。
    今の時代性能を語るカメラは多くどんどん出てきますがかっこよさも求めて作ってるのはこのシリーズだけかなと。あとはニコンのzfc。

撮影していると「フィルムカメラですか?」と声をかけられたりもします。

FUJIFILM X100V Promotional Movie / FUJIFILM

この動画本当にかっこいい。

X100Vの辛い点

  1. 圧倒的広角や望遠ズームで撮ったりは出来ない。
    単焦点なので広く撮ろうと思ったら離れる。寄りで撮りたいなら近づくという物理的に自らの足で画角を作っていく事になりますが、目を奪うような超広角や、望遠の圧縮効果を利用した幻想的な写真なんかは不可能です。そもそもスナップシューターと言われるくらいなのでそういう画を撮るカメラではないんですけどね。
  2. オートフォーカスはやはり弱い。
    昔からフジフィルムのカメラはオートフォーカスが弱いと言われています。電子ビューファインダーでピーキングonにして慣れればマニュアルの方が迷わないし速かったりもします。オートフォーカスを使うのは動画撮影の時くらいですね。
  3. 手ぶれ補正が無い。
    最近の機種(X-S10、X-T4、X-Hシリーズ)は手ぶれ補正を積んでますが頑なに手ぶれ補正を積んでこなかったフジのカメラのままです。動画撮影時はあるに越したことはないですが写真を撮る分にはあってもなくても関係ないかなと思います。
  4. 撮影依頼時に不安がある。
    テレコンを使って換算50mm、デジタルテレコンを合わせて換算100mmまでいけますが不安は残ります。あとは「黒くてでかいカメラ」=「いいカメラでいいのが撮れる」という概念をひしひしと感じます。

 

盛り上がるフジフィルムのカメラ

X-H2S、X-H2が発売され、X-T5の噂が流れたりで盛り上がっていますがX100Vも発売されて2年半が経ち次の機種もそのうち出るのかなと思います。コロナの影響でわかりませんが。今はまだ当分X100Vを相棒に切り開いて行きたいと思います。

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