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【Nikon FM】使用カメラ紹介

フィルムカメラ【Nikon FM】の紹介。

歴史的名機 Nikon FM

ニコンの一眼レフの歴史はNikonFから始まり1960年代に登場したニコマートから一般的な一眼レフが普及しました。NikonFMは、フラッグシップのF1桁シリーズとニコマートの中間層を狙う位置付けで1977年に登場したのがNikonFM。

NikonF100万円、ニコマート10万円、

「F買いたいけど高級すぎて手が出せないと抗議が!」

「Nikon銘とNikomat銘で喧嘩してるらしいです!」

「よしNikon銘の中間カメラ売るか!」

FM50万円!ドーン!みたいな感じ。

その後大ヒットとなり歴史的名機になったというわけですね。

後継機として発売されたNikonFM2は「写真がうまくなるカメラ」と言われ今でも写真撮影の基本を勉強することができる一眼レフカメラとして、多くの写真学校の指定教材になっています。電池がなくて動作し、すべての機構がバネとゼンマイで作られている機械式フィルムカメラの代表的な機種に数えられています。

シャッター速度の最高は1/1000秒。普段使っているフジのカメラとは回す方向が逆ですがダイヤル式には慣れているので使いやすい。あまりあてにならないと噂の露出計は良好。LR44電池2個で動きます。

クラシカルな外見と質感が本当にかっこいい。ちなみに名前の由来の【F】はニコンカメラの象徴である初代Fから。そして【M】はMechanical=機械式。この2つの組み合わせだと言われています。そして有名な話ですが2021年に7月に発売され現在ニコンの機種で売れに売れた人気のあるZfcの外観モデルとなったのもFM、FM2です。いつかFM2とZfcも手に入れて並べて撮りたい()

Nikon FM スペック

発売日:1977年5月
名称:ニコン FM
型式:35mm一眼レフマニュアルカメラ
マウント:Ai方式Fマウント
シャッター:B、1秒~1/1000秒 メカニカル縦走りメタルフォーカスプレーンシャッター シンクロソケット1/125秒
フィルム感度:12~3200対応
露出計:受光素子GPD TTL中央部重点開放測光 絞り込み測光可
フィルム巻き上げ:レバー式1動作
電池:1.55V SR44(銀電池)×2
重量:590g

特徴としては非Aiレンズを装着出来ること。ニコンが大胆にマウント方式を変えた丁度その転換期に作られていた機種なのでそういう構造になっているそう。

Nikkor 50mm f2 非Aiレンズ

今使っているのはニッコールの50mmf2非Aiレンズ。Ai方式というのは『Automatic Maximum Aperture Indexing(開放F値自動補正方式)』の事で非Aiレンズというのは絞りが自動で連動していないレンズになります。なので絞り込みレバーを押しながら測光する必要があります。今非Aiレンズを選ぶ意味はほぼないんですがAiレンズよりもちょっと安い。まぁ現状間違いなくAiレンズ買ったほうがいいです。

ただこのレンズの最高な部分はこのシルバーリム。ボディとマッチして最高にかっこいい。保護フィルターはガラス製でニコン純正品ですがこちらもシルバー。

ニッコールの単焦点50mmオールドレンズと言えばf1.4が代表的ですが、普段から使っているX100Vの解放も2なので使いやすいかなと。「必ずしもf1.4が良い訳ではない」と尊敬するとある方が言っていました。

今の時代にフィルムカメラという選択肢

とても非合理的な話ですが、写真を追求する上でやはり魅力を感じるのがフィルム。どういう写真や映像が好きかにもよると思いますが、個人的にずっとフィルムルックな色合いや質感の写真が好きです。映画のワンシーンを切り取ったような写真。

フィルムで撮ってもらったお気に入りの写真。

今の時代フィルムの種類も少なくなり高価で手に入りにくく毎月撮影した写真を掲載していくのは難しいかもしれませんが少しづつ載せていって、ストックができ次第インスタグラムでフィルムアカウントも作っていこうかなと模索中。フィルムやってる友人曰く「フィルムアカウント伸びねぇっすよ!w」って言ってたけど楽しみすぎる。

友人のキャノンF-1と記念撮影。当時ガチでライバルだったキャノンとニコンのコラボ。カフェの机の上が博物館に。隣に座っていたおじさんがすごく興奮していて写真撮ってた。



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