先日紹介したNikon FMでフィルムを1本使い切り現像したのでその写真を公開します。
Nikon FM で撮影した写真の紹介
スナップ写真
今回が初となるNikon FMでの撮影でしたが、、、正直めちゃくちゃ良い。個人的に大満足。もはや感動。
約50年前くらいのカメラなので現像するまでちゃんと撮れてるかドキドキでしたがちゃんと撮れててよかった。7000円のニッコールオールドレンズも綺麗に撮れてる。これはフィルムカメラ始まりましたわ。
フィルム特有の粒子のざらつき、古い映画のような色合いがたまりません。
感度はフィルム固定なので今回はISO400になります。明るさを考える上であとは絞りとシャッター速度になりますが今使っているレンズは解放でf値2、シャッター速度で最終露出を調節していく事になりますがさすがに夜の撮影は難易度が高いですね。
普段使っているFUJIFILM X100Vが手振れ補正無しのマニュアル操作しているお陰もあって操作は問題ないんですが、どんな状況でも1/15秒くらいまでは手持ちでブラさず撮れるよう練習しないとです。
人物、物撮り
一緒に撮影散歩した友人を撮らせてもらいました。今回のフィルムの中で一番のお気に入り。演者さんだけあって絵になる。最高。
レンズの中の映り込みと光までしっかり写ってました。撮影者の意図をしっかり汲んでくれて思い通りの表現が出来る頼もしいカメラだなと感じた一枚。
高校生写真家の友人を撮らせてもらった一枚。少し前に個展にお邪魔させてもらったので後日また記事にしたいと思います。
フジカラー SUPERIA PREMIUM 400
今回使用したフィルムはコチラ「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 」
パッケージの先入観で結構鮮やかに彩度が高めというかフィルムシミュレーションのPROVIAに近い感じで写るのかなと思ってましたが、むしろ感覚的にフィルムシミュレーションのクラシックネガの色味に近くて脳汁出ました。
この百日紅を撮影した写真はピント合わせミスってますがこの色表現の美しさはさすがフジのフィルムって感じがします。フィルムの特性はもちろんなんですが、写真を現像しプリントやデータ化する際に若干の色味や明るさの補正をほんの少し店員さんがやってくれたりするものもあったりします。なので写真によっては今回現像データ化してくれた方の腕が素晴らしいってのもあるかもしれない(ニヤリ)
デスクの上に置いたX100Vをパソコンのモニターの光源だけで撮影。FMのあてにならないと噂の露出計を使ってテストがてら撮ってみましたがかなりいい感じ。むしろ個人的にはこのくらいの明度が丁度良い。手持ち1/4秒でここまで撮れてた自分の腕を褒めたい。そしてフジのフィルムでフジのカメラを撮る贅沢をさせて頂きましたありがとうございます。
新しい相棒 Nikon FM
骨董品にも近いカメラですがしっかりと撮れていて、トータル的に描き出したい表現そのままでした。レンズもf2というX100Vの解放と同じなので感覚的に撮りやすい。デジタルに比べて頻度は低いかもしれませんが今後も色々と紹介していけたらと思います。
今回使用した機材
カメラ:Nikon FM
レンズ:Nikkor 50mm F2 非Ai
フィルム:FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400