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写真がうまくなるかも?最近鑑賞して良かった映画紹介

最近鑑賞した映画の中で個人的にカメラワークや色合い、内容も含めすごく良かった作品を2つご紹介。

2つとも一番多くの方がサブスクリプションしているであろうアマゾンプライムビデオで観れます。

DUNE 砂の惑星

最初にご紹介するのは『DUNE 砂の惑星』。

2021年に公開されたSF映画で当時かなり話題になっていたようですが、その頃はまったく知らず最近観ました。

西暦1万190年。人類は宇宙帝国を築き、厳格な身分制度のもとで各惑星を1つの大領家が治めていた。皇帝の命を受けたアトレイデス家は、希少な香料を産出する砂の惑星「デューン」を統治すべく旅立つ。しかし彼らは現地で、宿敵ハルコンネン家と皇帝が仕組んだ陰謀に直面する。父を殺され、自身も命を狙われることとなったアトレイデス家の後継者・ポールは、全宇宙をかけた戦いに身を投じてゆく。

あらすじだけ読むと少し難しそうに感じるかもしれませんが全然そんなことはなく、スターウォーズのような宇宙戦争的なやつです。

かなりの予算で作られてると思いますがCGと実写の違和感ゼロです。見せたいものがしっかりとしていてごまかしがなく、圧迫感のあるチープな宇宙系SF映画とは違い広く見せるシーンも多い。重厚感のあるBGMが世界観に合っていて、流し所というか曲の挿入タイミングがとても良く没入感を高めてくれます。

映像の観点では光の使い方やシネマティックな色合いもすごく良い。

そして映画を観ていてすごく感じたのが「風」。

髪や服、砂漠に舞う砂など至る所で風を感じる映像美というものを体験できます。

「風を感じる美しさ」これは今後写真や映像を撮る上で今後取り入れていきたい部分だと個人的に感銘を受けました。

内容的な部分に関しては何をどう感じるかは見る人次第なので一方的な価値観で語れませんが、ストーリーも面白いので予告なりを見て興味が湧いた方は是非。

【DUNE part1予告】

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』US版本予告 2021年10月15日(金)全国公開

 

【DUNE part2予告】(2024年公開予定)

映画『デューン 砂の惑星PART2』グローバル予告 2024年3月15日(金)公開

トレーラー見るだけでも映像の拘りと美しが溢れまくってます。part2楽しみ。

OPHELIA

続いてはコチラの作品『OPHELIA (オフィーリア)』

ジャンルとしては中世ヨーロッパ系のファンタジー映画です。

16世紀、デンマーク。反抗的な貧しい少女オフィーリアは、ガートルード妃と偶然出会い、気に入られて城に連れて行かれる。年頃になり、最も信頼される侍女となったオフィーリアは、戦場から帰還してきた王子ハムレットと恋に落ちる。陰謀や裏切りが渦巻き不安定な政情の中、やがて王が急死。王弟クローディアスが毒殺した疑いが浮上するが、事情を知らないガートルード妃は彼と再婚してしまう。そんな王国の激動に飲み込まれ、オフィーリアとハムレットの禁断の恋は、思わぬ結末に向かって突き進んでいく。

原作はシェイクスピアの4大悲劇のひとつ「ハムレット」。ジョン・エヴァレット・ミレーによる「世界一美しい死」として有名なオフィーリアの絵画はご存じの方も多いのではないでしょうか。

この映画はストーリーに少し改変が行われた内容となっている為、賛否あるようですが個人的にはすごく楽しめました。

特筆すべきはやはり映像の美しさカメラのアングル、ムーブ、構図がすごく良い。何度見返しても良い。

このシーンでは人物だけじゃなく花も入れる事で「オフィーリア」を連想させつつ構図的にすごく綺麗で息を飲みました。

目線の先にはハムレット王子が駆け寄ってきているんですが、この時の心情を醸し出す表情も美しい。

全体的に光の使い方がすごく綺麗で、カメラのアングルというか構図が本当に美しい。映像のどの瞬間を切り取っても1枚の写真として成立する完成度があります。

スッと入ってくる違和感の無さでありながら胸に刺さります。あとは主演のデイジーリドリーが可愛すぎる。

映画の内容としてはこういう雰囲気が好きな人には楽しめると思います。

【海外版予告動画】

Ophelia – Official Trailer

 

まとめ

今回紹介した映画はあくまでも個人的な趣向によるものですが、興味のある方は是非。

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