先日撮影仲間と足利フラワーパークのイルミネーション撮影に行ってきました。冬と言えばイルミネーション。今までイルミネーションを撮る機会がほとんどなく今回が3回目。さらに前回は2年前というかなり久々の撮影でした。写真を撮る事はずっと続けているので技術、知識、カメラの扱い方などの向上によって「イルミネーションは撮ってこなかったけどイルミネーションの撮り方も上達してるんじゃないか?今と昔を比べたら何かコツがわかるんじゃないか?」と思い備忘録がてら比較記事にしたいと思います。
X100Vで撮るイルミネーションと花の写真
イルミネーション写真にも色々ありますが、2年前もイルミネーション+花という構図で撮っていたので比較しやすいように花題材の写真で比較。場所も花も別ですが写し出してるものとしては同じなので結果同じとして見ていきます。
2020年冬(2年前)
この時初めてのイルミネーション撮影で撮り方もあまりわからず「どう撮ったらいいんだ・・・」って考えながら撮影したのをすごく覚えてます。
この頃Velvia信者だったなぁ()電飾と花の色が喧嘩してるような、彩度がきついと感じてしまうのは好みが変わったからなんだろうか。イルミネーションも花も両方綺麗に撮りたい欲が伝わってきます。それによって奥行とかを感じない写真になってますね。手持ち1/60より遅くすると手ブレしまくってて1/60までしかちゃんと撮れなかった記憶。
2022年冬(現在)
今回撮影した写真。
イルミネーション関係なさそうなのもありますが、イルミネーションの光(ライティング)を利用して撮ってたりもするので入れてます。光の使い方含め単純に構図の上達が著しいかなと。焦点距離はずっと同じなので画角の使い方も明らかに良くなって単焦点レンズが写真の上達に良いと言われている画角感覚が確実に上がってますね。入りがいつも30mmくらいの画角でワイコン+デジタルテレコンの58mmまでは見れるように。デジタルテレコンはズームと違って決まった焦点距離でしか撮れないっていう不便さを持ち合わせてましたが、今となっては3本の単焦点レンズをカメラ内で切り変えれるという画角感覚を掴むのに最適な装備だったんだなと実感。
あとは1/30でも手持ちで撮れるようになったことで明るさを確保出来る幅が広がりましたね。どう撮りたいかにもよりますが光量2倍をシャッター速度でコントロール出来るようになったと考えるとかなり大きい。
イルミネーションを撮るコツ
みんな知りたいのはこれだと思います。
今回比較してわかった事は
「写真が上達すればイルミネーションを活用した写真は上達する」
という身も蓋もない結論。そもそも今回の比較はイルミネーションというより花の写真に寄りすぎてるかもしれない。
カメラの設定的には「シャッター速度で明るさの確保」「解放で玉ボケ」そんな所だと思います。もっと明るく撮りたいならISO感度上げる。同じ場所で撮っても光の捉え方ひとつで全然違う撮れ方にもなると思うのでそのイルミネーションをどう見るかが重要なのかなと。また撮影する機会があれば「多重露光」「クロスフィルター」を使ったりいつもとは違った表現をしてみます。
その他今回撮影した写真
フジバカマが結構咲いてたからアサギマダラ探してみたけどいなかった残念。