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西暦2024年 新年の挨拶

新年の挨拶

明けましておめでとうございます。2024年になりました。

2023年は色々な方にお世話になりました。2023年の後半以降日々忙しく、インスタの更新頻度が兎に角低いですがフォローしてくださっている方やいつもいいねをくれる方、インスタのDMで「ブログ楽しく読んでます」と言ってもらえたり本当にありがたい。感謝します。

今年は写真展への出展なども予定していますので今後ともよろしくお願いします。

2024年の抱負

早速ですが毎年恒例の抱負を書き残しておきます。

今年の目標は3つ。

撮り方のパターンを増やす

写真が上達する方法のひとつでよく上げられる1輪の花に対して100通りの撮り方をするみたいなやつをより深くやっていきます。

ただがむしゃらに撮るのではなく、あくまでも自然な写真を色々なパターンで考えれるようになる力をつけていくという感じです。そしてその中でベストな写真を撮る。これは同じような写真が悪いという訳ではなく、脳死で同じような写真ばかりになってるのがよくないんですよね。その場その状況で考え抜いて撮った結果「最高」なら良い。

自分で言うのもなんですが比較的俯瞰で見たり、「それ撮るの?」と言われるような部分に意識を向けたりすることが多いですがもっと視野や意識を広げていきたいなと。

X100V SS:1/2000 f:2.2 ISO:250 film:Classic Neg.

前から思っていたのが、名所と呼ばれる美しい場所へ行けば美しい写真は誰でも撮れるし、可愛い女性やかっこいい男性なら可愛くかっこよく撮れるのは当たり前なんですよね。ましてや最近の高性能なカメラならなおさら。それって別にその人がうまいわけでもなくただ「いいレンズやカメラを持って綺麗な場所へ行って撮ってるだけ」なんじゃないかなと。決して否定している訳ではないし、本人が満足してるのならいいと思うし、私自身色々な場所へ行くのは好きですがそれだと「写真を撮る」という部分に関しては少し面白さを感じない。根底に「映画のワンシーンのような写真を撮りたい」というのがあるので「ありふれた瞬間を魅せる表現で演出する」みたいな方が面白いと感じます。

少し逸れ気味になりましたが、要するによく見るインスタ映えしているようなスポットで「ここからこう撮るのが正」みたいなのは違う気がしてて、撮り方は自由であって「こっちから撮るとどうなるんだろう?」とかそういうのを忘れずにいたい。道端に咲く誰も見向きもしないような花や、二度と同じ瞬間はないであろう何気なく歩いてる人をシネマティックに撮るようなのが好きです。

総じてそういう写真を撮りたいとなると瞬時に色々なパターンで撮れる力がもっと必要だなといった具合です。

細部にまでこだわる

以前「細部に神は宿る」という記事を書きましたが、細部にまでこだわった1枚を撮れるように精進したいと思います。基本撮って出しですがもっと極めていこうかなと。編集や修正することは悪くないし必要なこともあります。レタッチの技術は大事で今の時代それ含めて写真とも言えます。それでも撮る瞬間こそが一番大事でシャッターを切る瞬間、フレームに収まっている全てにこだわって行くことが大事だと感じたのでこれを2024年は意識していこうと思います。

光の扱い方の上達

去年掲げていた「撮影技術を磨く」「光の捉え方を磨く」という抱負を1年間意識を途切らせることなく精進しましたがこれは引き続きやっていこうと思います。もうむしろ光こそ写真です。光と言っても様々ですが、順光、逆光、サイド光、光の当たり方でその時々のベストを読み取って瞬時にカメラの設定と構図を決める。去年は撮りたい雰囲気とか世界観も意識しつつ常に光の寄せ方とかも考えながら撮ってました。

X100V SS:1/250 f:5.6 ISO:800 film:Classic Neg.

X100V SS:1/30 f:2 ISO:2000 film:Classic Neg.

X100V SS:1/500 f:3.2 ISO:500 film:Classic Neg.

X100V SS:1/30 f:2 ISO:3200 film:Classic Neg.

X100V SS:1/500 f:2 ISO:400 film:Classic Neg.

「なんとなく良いと感じる」という感性はもちろん大事ですが、それを前提にしても技術や知識があれば対応力が上がります。さらに光を考えることで立体感が生まれます。背景をボカして「手前と奥」という視覚的なものではなく、光と影をうまく使う事で空間的な立体感を表現できるんですよね。

レンズフレアは写真にとってはあまり良くないものとして扱われていますが個人的には結構好きで、光の使い方さえ考えればそれも表現の一つとして撮れるようになるんじゃないかなと思います。基本的にすべてその場の自然光を利用するので大事なのは「光に対しての向き」が全てになります。自分の目と足で光を捉えていく感じ。

引き続き「光の捉え方の上達」も今年の目標として磨いていきます。

2024年もよろしくお願いします

ちなみに2023年度フォトマスター試験準1級は落ちました。。色々とハプニングがありすぎてどうにもできなかった。とは言え単純に勉強不足です。今年こそは。

あと最近X100Vの後継機が出るという話を耳にするので楽しみですね。X100Vの完成度高すぎてもうどうなるのかわかりませんが。

FUJIFILM X100V Promotional Movie / FUJIFILM

昨今のカメラのプロモーション映像は

「〇〇性能アップ!」

「ここが進化した!」

などなど、これでもかってくらい性能の良さをアピールしまくりです。購買意欲を高めるのが目的なのはわかりますが、、、んー。

それに対してX100Vの公式プロモーションビデオでは

「ただ、いい写真を撮ってもらいたい」

「魂のこもったカメラ」

かっこよすぎる。

X100Fからレンズの新設計やフィルムシミュレーションの追加、4K動画の撮影が可能になった事、ボディの素材がマグネシウム合金からアルミニウム合金へ変わった事など、語りつくせないほどシリーズを通して過去一進化したX100V。それでいて性能面を全面プッシュしないところがシブい。

X100Vには永遠に現役でいて欲しい。

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