前回光と色について記事を書きかましたがその続きで「色彩と色覚」について綴っていこうと思います。
今回はいつも以上にわかりやすく短くまとめて解説していきます。
色彩について
色彩とは色の配置具合からなる多様な色の総称です。
主に「光の三原色」と呼ばれるものと「色の三原色」と呼ばれる二つから成り立っています。
RGBやCMYKなどはよく耳にすると思います。
光の三原色は色を混ぜ合わせていくと白になります。身近なもので言えばテレビやパソコンのモニターなど。赤青緑のスポットライトを重ねると白い光になります。イルミネーションやライトアップ、チームラボなどあの手の光を使ったものは全てRGB。
色の三原色は色を混ぜ合わせていくと黒になります。身近なもので言うと絵具や印刷物など。小学生の頃絵具やクレヨンを混ぜ合わせて色々な色が出来ていくにつれてあれもこれも混ぜるとどんな色になるのかと思ったら最終的に黒になった思い出は誰にでもあると思います。それがCMYKです。
カラープリンターのCMと言えばコレ。
色覚について
色覚とはその人が認識できる色の感覚を言います。
男女で色の見える量が違うのは有名な話ですね。男性よりも女性の方が細かな色の違いを捉えることが出来るというよりも見えている。
本屋さんにいくとファッション誌があると思いますが、女性ファッション誌はどの表紙も細かな色使いがされています。
女性から見るとその細かな色の違いを認識し購読意欲が湧いたりするのに対し、男性から見ると全部同じような薄い色に見えたりするというのが分かりやすい例えかもしれません。
さらにこの世の中には色弱というものもあります。日本では男性が約5%(20人に1人)、女性が約0.2%(500人に1人)いると言われています。圧倒的に女性の方が少ない。これもまた男性よりも女性の方が色がよく見えると言われている所以なのかもしれません。
とはいえ男性でも女性と同じように色が見える人もいると思います。逆もまたしかり。
まとめ
以上が色彩と色覚についての解説になります。
私達は日々ただ何となく色と言うものを認識していると思いますが「なぜそうなのか」「どうしてこうなるのか」そういった興味や関心を持つことでより写真や映像などの作品に深みが出るかもしれません。活かせるかどうかはあなた次第・・・()