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人物撮影で気を付けるべきNG構図

今回は人物撮影で気を付けるべきNG構図についてイラストを添えて解説していきます。

細かく言えばたくさんあるかと思いますが代表的な3つを紹介します。

串刺し構図

丁度頭のてっぺんに何かが突き刺さっているように見える写真を「串刺し構図」と言います。

人物を撮る上で一番代表的なNG構図と言われていますね。

屋外では背景に高い建物や木などがある場合、室内では窓枠や柱などが頭の位置にかぶるとそういった構図になる可能性が高いです。

個人的に窓枠が一番陥りやすい気がします。

首切り構図

人物の首の部分を切るように何かがあったり背景が丁度首の部分で切れていたりするのを「首切り構図」と言います。

これも代表的なNG構図になります。

海の水平線や窓枠などが丁度首の位置に重なる場合や、モデルさんが持っているものが首を切るようにかかっていたりする場合もありますね。

また写真のフレームに対して首の部分で切れているのも首切り構図と言われています。

フレーミングで首を切る事はほとんどないと思いますが、モデルさんの首周りに何かある場合は注意が必要ですね。

目刺し構図

目に刺さっているように見えるような構図を「目刺し構図」と言います。

多いのは木の枝なのが目に向かっているような写真とかですかね。

なぜNG構図なのか

一般的な理由として「縁起が悪い写真」と言われています。串刺し、首切り、目刺し、当然ですがどれも縁起の良いものではありませんね。ただしアート写真や広告など「意図したもの」に関してはいいような風習もあります。シンメトリーが美しいとされている以上意図的にそうなる事もあるでしょう。

まとめ

今回解説をした3つのNG構図ですが、よっぽどのことがない限り避けるのが無難です。

多分知らなくても、「なんとなく不自然な感じ」がして多くの人が本能的に回避している部分もあると思いますが、知っておくとより見えてくるものもあると思います。

これからポートレートに挑戦してみようとお考えの方は参考にしてみてください。

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